九月二十日

今日は彼岸の入り...母の命日でもありました。
朝から快晴で、1日中いいお天気。
今日は一人でお墓参りに出かけました。
お墓参りに行くときは、いつも3人なので車で出かけますが、
今日は一人なので、久しぶりに電車でお墓へ行きました。
電車でお墓に行くのはいつぶりだろうか・・・
一人で電車に乗っている間、母と電車でお墓参りに行ったときのことを懐かしく思い出しました。
彼岸の入りともあって、お墓参りに来ている人も多くいました。
一人のお墓参りは、かなり寂しかったです。

今日であの日から2年が経ちます。
ユイトは4才でした。
私はユイトにいつも言うことがあります。
・・・「ばーばのこと、絶対に忘れないでね」・・・
するとユイトはいつも「覚えてるよー」といいます。
今日はユイトに『命日』の事を話し、二人でお仏壇の前に座ってお参りをしながら
私はまた、ユイトにいつもの言葉を言いました。
ユイトもいつもと同じように「覚えてるに決まってるでしょー!」と、言いました。
お仏壇の横には家族写真が何枚か写真たてに飾ってあるのですが、
ユイトはその写真を指さして、「この写真も、この写真も、ばーば思い出すよ!」と言いました。
そして、お供えしてあるばーばの大好きな『かりんとう』を見て、
「今さぁ、ばーば、おいしい♪おいしい♪って食べてるんじゃない（＾＾）」と言いました。
ユイトは赤ちゃんの頃から、ばーばと過ごす時間が多かったので、
食べるものもばーばの好物を引き継いでいます。
特に干し柿や干し芋はよく二人で食べていたので、
干し柿を見ると、「ばーば、コレ大好きだよね!」と思い出すようです。
いつだったか、お仏壇に供えてあった干し柿が
いつの間にか上の硬い部分だけになっていたことがありました。
もちろん食べたのはユイト!
きっとばーばが「ユイト、食べなー」と言ったのでしょうね・・・。
ユイトには、これからも忘れないように　ばーばの話しをいっぱいしたいと思っています。
絶対に! ずっと忘れないように・・・。